Q7 労働契約と雇用契約の違いはなんですか

2015年10月14日

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Q7 労働契約と雇用契約の違いはなんですか

2015年10月14日

1. A7 ほとんど同じ意味ですが、雇用契約のほうがその範囲が大きくなります

1.1. 労働契約は労働法、雇用契約は民法の言葉

根拠となる法律が違うのでまったく同じ意味というわけではありませんが、実務上はどちらも同じ意味だと考えていただいて構いません。

細かい話をすると、労働契約とは労働基準法等の労働法の言葉です。

一方の雇用契約とは民法上の言葉になります。

ちなみに、民法と労働基準法では、民法のほうがより広い範囲を定めた一般法であり、労働基準法は範囲の狭い特別法になります。

一方で、特別法は一般法よりも優先されるので、民法と労働基準法で似たような内容がある場合、労働基準法が優先されます。

 

労働契約についてのQ&A

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  • この記事を書いた人

社会保険労務士 川嶋英明

社会保険労務士(登録番号 第23130006号)。社会保険労務士川嶋事務所の代表。「いい会社」を作るためのコンサルティングファーム「TNC」のメンバー。 社労士だった叔父の病気を機に猛勉強して社労士に。今は亡くなった叔父の跡を継ぎ、いつの間にか本まで出してます。 著書に「「働き方改革法」の実務」「定年後再雇用者の同一労働同一賃金と70歳雇用等への対応実務」「就業規則作成・書換のテクニック」(いずれも日本法令)のほか、「ビジネスガイド」「企業実務」などメディアでの執筆実績多数。

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