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「うかるぞ社労士」の思い出

2017年5月2日

GWの中日で、お客さんからの連絡も少なめ、ブログのアクセスも少なめななか、残念なニュースがありました。

不動産専門紙 『週刊住宅』のほか、『うかるぞ宅建士』『うかるぞ社労士』シリーズなどを発刊していた週刊住宅新聞社が事業停止し自己破産申請へ

何を隠そう、わたくし社労士試験の勉強に「うかるぞ社労士」シリーズを使っていました。

わたしが社労士の資格を取ると決めたときに、弊所の先代で当時はまだ存命だった叔父が名古屋駅のジュンク堂で選んでくれたものをそのまま使用しました。(参考書を手に取ってるときは「秋保ねえ・・・」と、どこか不満げでしたが(笑))

まあ、叔父が買ってくれた参考書を使った1年目の試験は落ちてしまい、参考書自体も捨ててしまったんですが、翌年も同シリーズを購入、使用し、無事試験に通ることができました。

 

1. 予備校の参考書よりも役立つ「うかるぞ社労士」

今さら勧めてもあまり意味ないと思いますが、社労士試験の受験生には「うかるぞ社労士」結構オススメです。

というのも、社労士試験1年目については、これまた叔父のおかげで資格の専門学校に通わせてもらってたんですね。

で、専門学校は専門学校で参考書があるわけですが、これが正直いまいち。

書いてある内容自体は大差ないと思うのですが、専門学校や予備校の参考書って良い紙使って製本もしっかりしてると言えば聞こえは良いけど、ようは重い。

おまけに、授業受けながら書き込めるようなのだろうけど、1ページあたりの情報量は薄め。

持ち運びが面倒でしょうがないし、無駄に版が大きいから机も占有する。

なので、わたしは専門学校の授業はきちんと受けたし、参考書と一緒にもらった問題集もぼろぼろになるくらい有効活用したけど、参考書はまったく使いませんでした。

(ちなみにわたしは、大学受験のときも予備校の参考書は使わず、市販の参考書をメイン使いしてました)

 

2. 独学ができるなら市販の参考書は最高

一方、「うかるぞ社労士」やその他市販の参考書って、紙質は薄くてペラペラかもしれないけど軽いし、1ページにとにかく情報を詰め込んでやろう意識が凄いので、ページあたりの情報量も高い。

また、予備校の参考書が基本的に授業を聞いてわかるようになっているのに対し、市販の参考書は独学する人のためのものなので、基本的にはそれを読んだだけでわからないと意味がないのですが、「うかるぞ社労士」については、わたし個人の経験になりますがその辺も問題ありませんでした。

ちなみに、1ページあたりの情報量に関しては、基本とか応用みたいに参考書を何個も買わせる気満々のシリーズは当てはまらないので注意。

その点も、「うかるぞ社労士」は基本となる参考書が一冊あれば十分なのが良かったですね。

 

受験生当時に使っていた「うかるぞ社労士」は今でも、仕事机の引き出しにしまってあります。

さすがに、5年前のものなので、内容はかなり古くなっていて仕事には使えませんが、なかなか別れがたいものがありますね。

 

今日のあとがき

こちらが当時使ってた「うかるぞ社労士」。

細かい字でいろいろと書いてありますが、大抵は問題集や模試で間違えたところを補填するようなことを書いてたはず。

とにかく、参考書を見れば、過去に間違えたところは全てわかるようにしておきたかったので。

また、上の写真を見てわかるとおり、わたしの「うかるぞ社労士」、本としての原形をとどめてませんが、これは教科ごとに本を裁断した結果。

参考書を元の分厚いままにしておくと、重いし、項目を探すのも面倒だし、とにかく見るだけでうんざりするし、各教科ごとの勉強の進み具合もわかりづらいし、ということで、ざっくりばっさりやっております。

問題集はもう捨ててしまいましたが、問題集もばっさりやったはず。

ちなみに、教科ごとに分けておくと、教科を横断しての勉強もやりやすかったりします。

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  • この記事を書いた人

社会保険労務士 川嶋英明

社会保険労務士(登録番号 第23130006号)。社会保険労務士川嶋事務所の代表。「いい会社」を作るためのコンサルティングファーム「TNC」のメンバー。 社労士だった叔父の病気を機に猛勉強して社労士に。今は亡くなった叔父の跡を継ぎ、いつの間にか本まで出してます。 著書に「「働き方改革法」の実務」「定年後再雇用者の同一労働同一賃金と70歳雇用等への対応実務」「就業規則作成・書換のテクニック」(いずれも日本法令)のほか、「ビジネスガイド」「企業実務」などメディアでの執筆実績多数。

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