WELQという野球チームも持っているDeNA運営の「健康と暮らし」のサイトが、トンデモとパクリが横行しているということで大炎上しております。
DeNAが運営するヘルスケアサイト「WELQ」に医療関係者が激おこな件
DeNAがやってるウェルク(Welq)っていうのが企業としてやってはいけない一線を完全に越えてる件(第1回)
仮にも医療のサイトで幽霊って…
不肖、川嶋、この手の話題には目がない上、このWELQというサイト、数こそ少ないものの労務管理に関する記事もある。
もしかしたら「こっちもヤバイかも」、というか、むしろ「ヤバくあれ、そうしたらブログのネタにしてやる」と思っていろいろ見てたんですが、医療系の記事と比べると全然まとも…。
一部「?」と思わないところもないではありませんでしたが、まあ、自分も記事書くときはわかりやすさ優先で細かいこと省くこともあるしなあ、と思えば、許容範囲。
ただ、どうしても諦めきれないわたしはこんなツールまで使ってみたのですが、
結局、なしのつぶて。
どうしよう、今日のブログネタ、と路頭に迷ってたときにふと、自分の記事は大丈夫なのか(無意識にパクってないか、っていう意味じゃなく、誰かにパクられてないか、って意味ですよ!)と気になって上記のツールを使ってみました。
1. まさかの丸パクリ!
一番パクられやすいのは、一番読まれてる記事だろうということで、このブログで一番読まれてる
こちらの記事で検索をかけてみたところ…
あった!(笑)
赤くなってるところがパクリの部分なので、パッと見でそのヤバさがわかる。一致率は80%だ!
というか、ちょっと待て。
リンク先見たら、パクリ記事はわたしの記事の半分くらいで終わってる!
てことは、下半分の赤くないところは、単純にないから赤くないだけなのでは?
試しにパクられた部分だけコピペチェックすると
一致率90%!
というか、なんじゃこりゃ…。
正直、「あった!」瞬間は、これは面白いことになったぞ、と思ったし、なんなら「パクられるくらいアクセスが増えた」とも思わなくもなかったけど、さすがに腹立ってきた。
ちなみに、更新日時から見てもこっちがパクってないことは簡単に証明できるし、リビジョンが残ってるので追記などの際に、どのように記事に変更が加えられたかの日時までわかる(笑)。
2. 法律の条文に著作権はないが、それをまとめたものにはある!
それにしても、リンク先を辿ってその身元を確認するとどうやら同業者、歳も結構いい年齢のおっさんだ。
こんな若造の記事パクって恥ずかしくないのか!
…、えーっと、ちょっと冷静に。
もともと法改正などの法律に関する情報には「著作権」などはほぼほぼありません。
でも、自分としては、そうした情報をなるべくわかり易くとか、なるべく面白く、みたいな感じで調理しているわけです。調理が下手で失敗することは多々ありますけどね。
で、「法律」に著作権はなくても、それらの情報をまとめて記事にしたものには当然あるわけ。
たまに、新聞や通信社の記事を内容そのまま引用元の明記やリンクもないまま、ブログに載せてる同業者がいますが、これは完全な著作権法違反。
文章や画像に関して常に著作権に気を遣ってる身からすると、こういう人間たちの無神経さは本当に腹が立つ。
3. とりあえず、削除要請
これからどうするかというと、とりあえず、件の社労士には削除要請をしておきます。
素直に非を認めるなら、まあ、今回の件は水に流すことにしようと思っているので、この記事ではとりあえず実名等は表記しませんでした。
わたしが使った手順を踏めば、調べようと思ったら調べられるけど、それはまあ、しょうがないでしょ。
ただ、無視とか、非を認めないようなら…、とりあえず「社労士の品位」の問題として、愛知の社労士会と、向こうの所属してる社労士会に言ってみようかしら、とは思っております。
でもなあ、実は他にも、同じ記事でパクリっぽいサイトが有るんだけど…、こっちはどうしよう。微妙に変えてるんだけど、記事の構成とかまんまなんだよなあ…。