マイナンバーカードの中には電子証明書が入っています。
そして、勘違いされることが多いですが、マイナンバーカードと電子証明書は全く別のものです。
そのため、マイナンバーカード及び電子証明書、それぞれに定められている有効期間には違いがあり、マイナンバーカード本体は発行から10回目の誕生日まで、中の電子証明書は発行から5回目の誕生日までが有効期間となります。
わたしは仕事柄もあって、マイナンバーカードの発行が始まった2016年1月から程なく、マイナンバーカードを取得しました(全く使ってませんが)。
そして、わたしの誕生日は5月、ということで、実は今年がマイナンバーカードに入ってる電子証明書の更新年だったのですが、早速、更新をしてきたので今回はそれをレポート。
ちなみに、以下の流れはすべて、わたしが住んでいる名古屋市の話なので、他の自治体と異なる可能性があることはご了承ください。
この記事の目次
1. 住んでいる自治体から更新のお知らせが届く
電子証明書の更新期限が近づくと、行政の方からそのお知らせが届きます。
一応、期限の3か月前から更新が可能らしいのですが、このお知らせが来ないことには更新できないので、実質的な更新期間はもうちょっと短くなります(わたしの誕生日は5月の前半ですが、通知が届いたのは3月に入ってからでした)。
お知らせの封筒の中にはいろいろと書類が入っていますが、本人が直接更新手続きを行う場合、この中の「電子証明書の有効期限通知書」だけあれば問題ありません。
この「電子証明書の有効期限通知書」と、今使ってる「マイナンバーカード」が、役所での更新手続きの際に必要となります。
1.1. 封筒の中に入っているもの
ちなみにこちらがわたしの「電子証明書の有効期限通知書」。
封筒の中にはそれ以外に更新手続きに関する説明が書かれたリーフレット、
電子証明書等の更新を他の人に委任する場合の委任状とそれを入れる封筒、
後は、将来的にマイナンバーカードでポイントが配布されることを知らせるチラシが入ってます。
2. 役所での手続き
更新の手続きをするためには役所のマイナンバーカードの窓口に行き、「電子証明書の有効期限通知書」「マイナンバーカード」を職員の方に渡します。
更新自体は職員の方が全部やってくれるのですが、手続きの途中途中でマイナンバーカードを受け取ったときに決めた「4桁の暗証番号」の入力を、申請者(要は自分)がする必要があります。
ちなみに4桁の暗証番号というのは「利用者証明用電子証明書」の暗証番号のことで、コンビニで住民票を取ったり、マイナポータルにアクセスする時に必要となるものです。
仮に忘れていた場合は、その場で暗証番号の変更手続きをするらしいので、仮に忘れていたとしても更新ができないということはありません。
わたしの場合は、暗証番号をきちんと覚えていた…、というか、「多分、これだろうな」と思って入れた番号が合っていたので問題なく、電子証明書の更新は終了。
最後に、職員の方が、わたしのマイナンバーカードの電子証明書の有効期限の欄を手書きで書き換えて、手続きは全て終了しました。
3. まとめ
以上です。
暗証番号さえきちんと覚えていれば、手続自体は非常に簡単で、時間も2~3分で終わります。
なので、更新のお知らせが届いたら、時間を見つけてさっさと更新手続きを済ませるのが良いでしょう。
今日のあとがき
最近、あとがきもサボりがちなら、書評も書いてないので、ならば、あとがきで読んだ本をまとめてしまおうということで、以下、今年読んだ本で良かったものをピックアップ。
「イスラム2.0 SNSが変えた1400年の宗教観 飯山陽」
「イスラム教は平和の宗教」という幻想を打ち破る本。正直に言って、わたしはこの本を読んで、背筋が凍りました。
あと、筆者の飯山陽さんのTwitter(@IiyamaAkari)は切れ味がありすぎて癖になります。
「なんで僕に聞くんだろう。 幡野広志」
カメラマンであり、また、がん患者(残念ながら治る見込みはないそうです)である筆者による人生相談集。
誠実ながらもユーモアがある、優しい文体に人柄がにじみ出ていて、時にうんうんとうなずきながら、時にグッときます。
本書は、もともとはcakesというサイトの同名の連載をまとめたもの。現在も連載中で、最新のものは1週間の期間限定で無料で読めるので、気になった方はまずはそちらを読んでみるのもいいでしょう。
幡野広志さんのTwitterアカウントはこちら@hatanohiroshi。